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10月02日-05号

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  1. 白河市議会 2020-10-02
    10月02日-05号


    取得元: 白河市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-08-23
    令和 2年  9月 定例会9月白河市議会定例会会議録 第5号---------------------------------------             令和2年10月2日 (金曜日)---------------------------------------議事日程 第5号         令和2年10月2日(金曜日) 午前10時00分開議第1 議案第79号 白河市手数料条例の一部を改正する条例第2 議案第96号 白河市思いやり条例第3 議案第81号 白河市特定教育保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例第4 議案第82号 白河市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例第5 議案第83号 白河市立小学校及び中学校条例の一部を改正する条例第6 議案第84号 ひがし保育園建設事業建築工事請負契約の一部変更について第7 議案第85号 動産の取得について第8 議案第86号 動産の取得について第9 議案第91号 令和2年度白河市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)第10 議案第92号 令和2年度白河市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)第11 議案第93号 令和2年度白河市介護保険特別会計補正予算(第2号)第12 議案第89号 白河市公営企業会計決算の認定及び剰余金の処分について第13 議案第94号 令和2年度白河市水道事業会計補正予算(第1号)第14 議案第95号 令和2年度白河市下水道事業会計補正予算(第1号)第15 議案第78号 白河市財産の交換、譲与、無償貸付等に関する条例の一部を改正する条例第16 議案第87号 白河市東文化センター指定管理者の指定について第17 議案第80号 白河市債権管理条例等の一部を改正する条例第18 議案第90号 令和2年度白河市一般会計補正予算(第6号)第19 議案第88号 決算の認定について第20 請願第4号 東京電力福島第一原子力発電所事故で発生した放射能汚染水アルプス処理水)の海洋放出に反対する意見書提出を求める請願第21 陳情第1号 新型コロナ支援金を使い白河市立公立小中学校の給食費を無料にすることを求める陳情第22 委員会の閉会中継続調査第23 意見書案第4号 新型コロナウイルス感染症の影響に伴う地方財政の急激な悪化に対し地方税財源の確保を求める意見書第24 意見書案第5号 多核種除去設備(ALPS)等処理水の処分決定に関する意見書第25 議案第97号 人権擁護委員候補者推薦について第26 議案第98号 樋ヶ沢財産管理会委員の選任について---------------------------------------◯本日の会議に付した案件 議事日程第5号のとおり---------------------------------------◯出席議員 (24名)    1番 大木絵理     2番 吉見優一郎    3番 鈴木裕哉    4番 高畠 裕     5番 戸倉宏一     6番 荒井寿夫    7番 根本建一     8番 室井伸一     9番 緑川摂生   10番 柴原隆夫    11番 北野唯道    12番 水野谷正則   13番 佐川京子    14番 藤田文夫    15番 大花 務   16番 縄田角郎    17番 石名国光    18番 高橋光雄   19番 大竹功一    20番 筒井孝充    21番 山口耕治   22番 須藤博之    23番 深谷 弘    24番 菅原修一---------------------------------------◯説明のため出席した者   市長 鈴木和夫           副市長 圓谷光昭   市長公室長 鈴石敏明        総務部長 鈴木 正   市民生活部長 邊見正則       保健福祉部長 伊藤公一   産業部長 井上賢二         建設部長 鈴木由起彦   建設部文化財担当理事 鈴木 功   表郷庁舎振興事務所長 角田喜一   大信庁舎振興事務所長 常松喜彦   東庁舎振興事務所長 秦 啓太   会計管理者 森 正樹        水道部長 山崎 聡   参事兼総務課長 佐藤 伸      教育長 芳賀祐司   教育委員 金子英昭         選挙管理委員長 大浜幹雄   農業委員会長職務代理者 深谷宏光---------------------------------------◯事務局職員出席者   事務局長 齋藤 稔          事務局次長 佐川一広   事務局次長補佐庶務調査係長 星 嘉一   事務局次長補佐議事係長 鈴木雄二  事務局主任主査 深谷秀之---------------------------------------     午前10時00分開議 ○菅原修一議長 おはようございます。定足数に達していますので、ただいまから会議を開きます。--------------------------------------- △日程第1~日程第2 ○菅原修一議長 日程第1及び日程第2の2案を一括して議題とします。 委員長の報告を求めます。 藤田市民産業常任委員長。     〔藤田文夫市民産業常任委員長 登壇〕 ◆藤田文夫市民産業常任委員長 おはようございます。 御報告を申し上げます。 本委員会は、去る9月18日に委員会を開き、付託案件の審査を行いました。 その審査経過の概要と結果について御報告いたします。 初めに、議案第79号については、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第96号では、SNS上において、新型コロナウイルス感染症患者の第1号の方に対し誹謗中傷があったと聞いている。諸外国でも同様に第一波では誹謗中傷が起きていたが、第二波では感染症患者を周りが支え合う体制に社会が変わったと報道されていた。白河市においても、この条例制定をきっかけに支え合う共助の姿勢が広がり、福島県、ひいては日本のモデルケースとなるよう、1人でも多くの方に積極的に周知してほしいとの意見がありました。 採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上であります。 ○菅原修一議長 委員長の報告に対し、質疑を行います。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○菅原修一議長 これにて質疑を終了します。 これより討論に入ります。 討論の通告はありません。 これより採決をいたします。 議案第79号及び第96号の2案を一括して採決します。 2案に対する委員長の報告は、いずれも可決であります。本案を委員長報告のとおり決定することに御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○菅原修一議長 御異議なしと認めます。よって、2案はいずれも原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △日程第3~日程第11 ○菅原修一議長 日程第3から日程第11までの9案を一括して議題とします。 委員長の報告を求めます。 佐川教育福祉常任委員長。     〔佐川京子教育福祉常任委員長 登壇〕 ◆佐川京子教育福祉常任委員長 おはようございます。 御報告申し上げます。 本委員会は、去る9月18日に委員会を開き、付託案件の審査を行いました。 その審査経過の概要と結果について御報告いたします。 まず、議案第81号については、地域型保育事業者が保育の終了した満3歳以上の児童に対して、継続して教育・保育を行う連携施設の確保が著しく困難であると認めるときとはどのような状況なのかとの質疑があり、小規模施設などで職員の休業等により適切な教育・保育提供ができない場合。その際は、公立の園から職員を連携施設に配置することや、児童を公立の園へ移動することなどにより対応するとの答弁がありました。 質疑終了後、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第82号から第84号については、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決または同意すべきものと決しました。 次に、議案第85号については、GIGAスクール構想の実現のための学習者用タブレット端末機器の単価について、国が補助対象とする購入費上限額を1台4万5000円としている。今回の契約での1台当たりの単価を確認したいとの質疑があり、補助対象となる国が示したGIGAスクール基本パッケージは、タブレット端末、キーボード、モバイルデバイス管理ソフトの3点で、今回の契約では1台当たりの単価は4万4990円になるが、市として独自に児童生徒の作品や撮影した写真などをサーバーに自動的に保存するためのソフトを追加することにより1台当たりの単価は4万6090円となった。1台当たり1100円が市の負担分となるとの答弁がありました。 質疑終了後、採決の結果、全会一致で原案のとおり同意すべきものと決しました。 次に、議案第86号及び第91号から第93号については、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決または同意すべきものと決しました。 以上であります。 ○菅原修一議長 委員長の報告に対し、質疑を行います。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○菅原修一議長 これにて質疑を終了します。 これより討論に入ります。 討論の通告はありません。 これより採決します。 議案第81号から第86号及び第91号から第93号までの9案を一括して採決します。 9案に対する委員長の報告は、いずれも可決または同意であります。9案を委員長報告のとおり決定することに御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○菅原修一議長 御異議なしと認めます。よって、9案はいずれも原案のとおり可決または同意されました。--------------------------------------- △日程第12~日程第14 ○菅原修一議長 日程第12から日程第14までの3案を一括して議題とします。 委員長の報告を求めます。 大花建設水道常任委員長。     〔大花務建設水道常任委員長 登壇〕 ◆大花務建設水道常任委員長 御報告を申し上げます。 本委員会は、去る9月18日に委員会を開き、付託案件の審査を行いました。 その審査経過の概要と結果について御報告いたします。 初めに、議案第89号については、採決の結果、全会一致で原案のとおり認定及び可決すべきものと決しました。 次に、議案第94号及び議案第95号の2案については、採決の結果、いずれも全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上であります。 ○菅原修一議長 委員長の報告に対し、質疑を行います。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○菅原修一議長 これにて質疑を終了します。 これより討論に入ります。 討論の通告はありません。 これより採決します。 議案第89号、第94号及び第95号の3案を一括して採決します。 3案に対する委員長の報告は、いずれも認定及び可決であります。3案を委員長報告のとおり決定することに御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○菅原修一議長 御異議なしと認めます。よって、3案はいずれも原案のとおり認定及び可決されました。---------------------------------------
    △日程第15~日程第16 ○菅原修一議長 日程第15及び日程第16の2案を一括して議題とします。 委員長の報告を求めます。 縄田総務常任委員長。     〔縄田角郎総務常任委員長 登壇〕 ◆縄田角郎総務常任委員長 おはようございます。 御報告を申し上げます。 本委員会は、去る9月18日に委員会を開き、付託案件の審査を行いました。 その審査の経過と概要と結果について御報告いたします。 初めに、議案第78号については、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第87号については、白河市東文化センター指定管理者選定方法について質疑があり、今回は、株式会社ひがし振興公社から年度途中で指定管理の解除申出があり、早急に指定管理者を選定する必要があったことから、非公募により過去に東文化センター等を管理運営した実績と白河文化交流館コミネスを管理運営しているノウハウを有する特定非営利活動法人カルチャーネットワーク指定管理者として指定するものとの答弁がありました。 採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上であります。 ○菅原修一議長 委員長の報告に対し、質疑を行います。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○菅原修一議長 これにて質疑を終了します。 これより討論に入ります。 討論の通告はありません。 これより採決します。 議案第78号及び第87号の2案を一括して採決します。 2案に対する委員長の報告は、いずれも可決であります。2案を委員長報告のとおり決定することに御異議ございませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○菅原修一議長 御異議なしと認めます。よって、2案はいずれも原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △日程第17 ○菅原修一議長 日程第17を議題とします。 委員長の報告を求めます。 佐川教育福祉常任委員長。     〔佐川京子教育福祉常任委員長 登壇〕 ◆佐川京子教育福祉常任委員長 御報告申し上げます。 議案第80号中、本委員会に付託された部分については、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上であります。 ○菅原修一議長 大花建設水道常任委員長。     〔大花務建設水道常任委員長 登壇〕 ◆大花務建設水道常任委員長 御報告を申し上げます。 議案第80号中、本委員会に付託された部分について申し上げます。 採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上であります。 ○菅原修一議長 縄田総務常任委員長。     〔縄田角郎総務常任委員長 登壇〕 ◆縄田角郎総務常任委員長 御報告を申し上げます。 議案第80号中、本委員会に付託された部分について申し上げます。 採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上であります。 ○菅原修一議長 委員長の報告に対し、質疑を行います。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○菅原修一議長 これにて質疑を終了します。 これより討論に入ります。 討論の通告はありません。 これより採決します。 議案第80号に対する委員長の報告は、いずれも可決であります。本案を委員長報告のとおり決定することに御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○菅原修一議長 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △日程第18 ○菅原修一議長 日程第18を議題とします。 委員長の報告を求めます。 藤田市民産業常任委員長。     〔藤田文夫市民産業常任委員長 登壇〕 ◆藤田文夫市民産業常任委員長 御報告を申し上げます。 議案第90号中、本委員会に付託された部分について申し上げます。 初めに、産業部所管農林水産業費、農業の未来をつくるスマート農業推進事業で、スマート農業は自動化やロボット技術だと思うが主だったものはどのようなものがあるのかとの質疑があり、申請や相談がある12件のうち6件が農業用ドローンの導入であり使用している農業者からは省力化につながるとの声をいただいている。そのほか、密苗用田植機収量食味センサー付のコンバインなど農業従事者労働環境の改善や新規でも就農しやすい環境整備等が期待できるとの答弁がありました。 次に、市民生活部所管では、消防費災害対策事業で280メガヘルツ防災行政情報配信システム防災ラジオ郵送対象者にはどれぐらいの期間で配付が完了するのかとの質疑があり、75歳以上の高齢者世帯等郵送対象者については10月中旬に申請書を発送し、申請書が返送され次第順次発送し、年内完了を目指しているとの答弁がありました。 採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上であります。 ○菅原修一議長 佐川教育福祉常任委員長。     〔佐川京子教育福祉常任委員長 登壇〕 ◆佐川京子教育福祉常任委員長 御報告申し上げます。 議案第90号中、本委員会に付託された部分については、保育所等施設整備事業補助金の内訳について質疑があり、施設等の工事費のうち4億4800万円が補助対象となり、保育園部門では県の補助率は3分の2、市の補助率が12分の1、幼稚園部門では県の補助率は2分の1、市の補助率が4分の1、その他市独自の保育園待機児童対策の補助として5095万8000円、保育園と幼稚園の合計で県からの補助が2億294万8000円、市からの補助が1億151万9000円との答弁がありました。 質疑終了後、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上であります。 ○菅原修一議長 大花建設水道常任委員長。     〔大花務建設水道常任委員長 登壇〕 ◆大花務建設水道常任委員長 御報告を申し上げます。 議案第90号中、本委員会に付託された部分について申し上げます。 福島県ブロック塀等安全対策促進事業補助金に係る危険なブロック塀調査状況についての質疑があり、主に児童の通学路である計19.6キロメートルに渡り、個人宅のブロック塀を調査中であり、その進捗状況は50%であるとの答弁がありました。 また、来て「しらかわ」住宅取得支援事業補助金を利用した県内外からの移住状況についての質疑があり、今年度この事業を利用してこれまでに県内から6世帯18名、県外から5世帯13名、合計で11世帯31名が移住しているとの答弁がありました。 採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上であります。 ○菅原修一議長 縄田総務常任委員長。     〔縄田角郎総務常任委員長 登壇〕 ◆縄田角郎総務常任委員長 御報告申し上げます。 議案第90号中、本委員会に付託された部分の審査の経過と概要と結果について御報告いたします。 初めに、総務部所管では、賦課徴収費台帳整備業務委託の内容及び委託先について質疑があり、土地台帳家屋台帳等の紙資料を電子化して、各庁舎間での資料の共有化等を図るものであり、指名競争入札の方法により業者を選定していきたいとの答弁がありました。 次に、市長公室所管では、文化交流館費市民オーケストラ設立準備事業における機器購入について質疑があり、株式会社NTTドコモ東北応援社員募金自治体寄附の決定を受け、市民オーケストラで使用する大型楽器を購入するものである。現時点では、ティンパニ、バスドラム等の購入を予定しているが、指導者等の意見を参考にしながら、今後、楽器の選定を行っていきたいとの答弁がありました。 採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上であります。 ○菅原修一議長 委員長の報告に対し、質疑を行います。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○菅原修一議長 これにて質疑を終了します。 これより討論に入ります。 討論の通告はありません。 これより採決いたします。 議案第90号に対する委員長の報告は、いずれも可決であります。本案を委員長報告のとおり決定することに御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○菅原修一議長 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △日程第19 ○菅原修一議長 日程第19を議題とします。 委員長の報告を求めます。 室井決算審査特別委員長。     〔室井伸一決算審査特別委員長 登壇〕 ◆室井伸一決算審査特別委員長 御報告を申し上げます。 本特別委員会は、去る9月23日から3日間にわたり委員会を開き、議案第88号決算の認定について審査を行いました。 その審査経過の概要と結果について、御報告申し上げます。 23日、24日の両日は、各委員より事前に提出された質疑通告及び追加質疑通告に基づき、質疑209件、資料提出96件について、執行部から聞き取り及び資料の提出を求め、事業の成果・効果を主眼において個別審査を行い、29日に総括質疑・採決を行いました。 総括質疑では、初めに合併直後の平成18年度と令和元年度との市税総額の比較及び同規模の合併団体との市税の伸びについて質疑があり、市税総額は平成18年度77億4254万7000円に対し、令和元年度が95億2873万5000円で17億8618万8000円の増額となった。 また、同規模の合併団体5市と白河市の伸び率は、喜多方市2.0%、伊達市5.3%、二本松市7.8%、南相馬市10.4%、須賀川市14.4%、白河市23.1%で本市が最も高い伸び率となっている。これは、企業誘致を初めとする産業振興施策の効果によるもの、さらには、市税収納率向上計画に基づき、組織的な取組を進めてきたことにより税収増や99%を超える収納率につながっているものと考えるとの答弁がありました。 次に、公債費の繰上償還による今後の財政指標改善見込みについて質疑があり、今回の繰上償還により、経常収支比率が令和2年度決算で約1.3ポイント、3年度決算で約1.2ポイント、4年度決算で約0.9ポイント、単年度の実質公債費比率が令和2年度決算で約1.5ポイント、3年度決算で約1.4ポイント、4年度決算で約1.1ポイント、それぞれ改善する見込みである。 繰上償還については、令和2年度9月補正予算でも計上しているが、今後も健全で安定した財政運営を維持するため、景気の動向をはじめ市債残高や健全化に関する財政指標の推移など、市の財政状況を総合的に判断し検討していくとの答弁がありました。 そのほかに、災害復旧事業進捗状況及び繰越明許費通常事業への影響、ふるさと納税関係事務の返礼品の充実及び事業拡大国際交流協会事業の成果及び受益者負担の在り方、地域づくり活性化事業審査基準及び今後の公募、医療機関新規開業支援事業の制度の利用状況及び制度拡充などについてそれぞれ質疑と答弁がありました。 本案に対する総括質疑終了後、起立による採決を行った結果、全会一致で原案のとおり認定すべきものと決しました。 最後に、今回の決算審査特別委員会は、本庁舎耐震補強工事に伴い、昨年同様、事前通告制とし、また、9月定例会会期内に本特別委員会を開催するという初の試みでありましたが、執行部及び委員の皆様のご協力もあり、決算審査議事運営がスムーズに行うことができましたことに心から御礼を申し上げます。 以上、報告といたします。 ○菅原修一議長 委員長の報告に対し質疑を行います。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○菅原修一議長 これにて質疑を終了します。 これより討論を行います。 深谷弘議員。     〔深谷弘議員 登壇〕 ◆深谷弘議員 議案第88号令和元年度一般会計及び特別会計歳入歳出決算の認定について、反対の立場から討論を行います。 昨年3月定例会の平成31年度一般会計予算案の討論で指摘したとおり、国保税の子供の均等割廃止や、白河っ子すくすく赤ちゃんクーポン券支給事業の拡充、また、新規事業として学校給食費の第3子無償化や病児保育事業など、子育て支援事業について一定の目配りがされたことは評価したいと思います。 しかし、市民負担の軽減のためこれまで繰り返し提案しているごみ袋料金の引下げ・無料化については全く手がつけられず、高齢者を介護している世帯や赤ちゃんのいる世帯、生活保護受給世帯など生活弱者への支援が不十分であります。 また、高齢者交通弱者に対して、高齢者が安心して免許証の自主返納ができる支援事業を急いで整備すること、道路改修事業でも道路脇側溝修繕や市道舗装工事要望など、市民からの要望にはまだまだ応え切れておりません。 さて、市の財政状況はどうでしょうか。令和元年度の実質収支、すなわち会計黒字は約12億円、前年度を約2億円上回っております。 また、余裕財源、すなわちいつでも自由に使える財源である財政調整基金、減債基金、公共施設等整備基金の合計額は、前年度と比べ9億818万7000円減っておりますが、それでもなお71億8109万7000円と多額になっております。 また、繰上償還金が8億6960万6000円と前年度の980万円を大きく上回り、見方を変えれば、結果的に会計黒字が財政健全化に活用されたと理解することができます。 景気低迷が続き、給料や年金などの家計収入は増えず、個人消費が冷え込んでいるところに消費税10%増税が強行されました。国は、消費税は社会保障のために必要だと言いながら、2度の増税で社会保障はよくなるどころか給付は減らされ、負担は増えるばかり、悪くなっています。 そして、現在、コロナ禍の中、市民の暮らしはますます大変になっております。今こそ暮らしを支える温かい施策が求められているのではないでしょうか。 子育て支援及び少子化対策として、これまでに繰り返し学校給食費の無料化などを提案し、少しずつ前進してまいりました。 しかし、まだ十分とは言えません。また、市民負担軽減のためごみ袋料金の引下げ・無料化も年間7200万円程度あれば実現できます。70億円を超える余裕財源を使って市民の願いにもっと応えるべきではないでしょうか。 以上を申し上げ、令和元年度一般会計及び特別会計歳入歳出決算の認定について反対を表明するものであります。 ○菅原修一議長 戸倉宏一議員。     〔戸倉宏一議員 登壇〕 ◆戸倉宏一議員 おはようございます。 議案第88号令和元年度決算の認定について、私は賛成の立場から討論いたします。 この度の決算につきまして、慎重に審査を行った結果、議会で議決された予算が年度を通して執行目的に沿って適正かつ効果的に執行されていますことを確認をいたしました。 令和元年度予算は、ひとが輝く、まちを育てる、ともに支えあうをテーマに将来にわたり市を支えていく貴重な財産である「ひと」の生活や活動の場に着目し、きめ細やかな実効性の高い予算配分となっております。 決算の内容を見ますと、待機児童対策として認定こども園及び民間保育園整備、ひがし保育園建設事業、地域情報システム構築事業など、将来を見据えた大型事業を確実に実施するとともに、赤ちゃんクーポン券の1歳までの拡充や、多子世帯給食費負担軽減事業、子供に係る国民健康保険税の減免事業など子育て支援のさらなる充実に加え、空き家対策事業など各分野にわたり、必要な課題を的確に捉え、効果的に事業を推進しております。その内容は市民の要望に十分応えるものであったと思います。 また、農地や道路等に甚大な被害をもたらしました台風19号災害では、市長自ら先頭に立ち、国県に対し早期復旧に向けた要望を行うとともに、被災現場の一日も早い復旧と、被災者の生活再建に向けた迅速な対応であったと思いますし、深く敬意を表するものでございます。 財政指標を見ますと、実質公債費比率をはじめとした公債費関係の指標は安定して低い水準で推移をしております。また、将来の安定した財政運営を見据え、これまで国県補助金を最大限に活用することで積立てしてきた減債基金等を財源とし約8億6000万円の債務の繰上償還を実施しており、引き続き健全化に向けた取組を行っております。 一方、自主財源の根幹をなす市税においては、決算額が初めて90億円を超えた昨年をさらに上回る95億3000万円となりました。これまで実施してきた企業誘致や地元企業への支援が実を結び、税額が増加したことに加え、勢力的に徴収率の向上対策に取り組み、現年課税分の徴収率が99.4%と平成27年度以降5年連続で99%を維持しております。 実際に過去に積極的に取り組み、健全で安定した財政運営が図られており、大いに評価するものでございます。 以上申し上げましたとおり、財政の健全化に配慮しつつ、市民生活に密着した身近な事業から災害対応まで幅広く市民福祉の向上や市勢の伸展につながる諸施策が着実かつ適切に実行されたものと判断し、私は本決算の認定に賛成すべきものと考えております。 議員各位におかれましては、賛同よろしくお願いを申し上げます。 以上であります。 ○菅原修一議長 これにて討論を終了します。 これより採決します。 議案第88号に対する委員長の報告は認定であります。本案を委員長報告のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○菅原修一議長 起立多数であります。よって、本案は原案のとおり認定されました。--------------------------------------- △日程第20 ○菅原修一議長 日程第20を議題とします。 委員長の報告を求めます。 石名議会運営委員長。     〔石名国光議会運営委員長 登壇〕 ◆石名国光議会運営委員長 御報告を申し上げます。 本委員会は、去る9月17日に委員会を開き、付託案件の審査を行いました。 その審査結果について御報告いたします。 請願第4号東京電力福島第一原子力発電所事故で発生した放射能汚染水アルプス処理水)の海洋放出に反対する意見書提出を求める請願については、採決の結果、全会一致で趣旨採択とすべきものと決しました。 以上であります。 ○菅原修一議長 委員長の報告に対し、質疑を行います。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○菅原修一議長 これにて質疑を終了します。 これより討論に入ります。 討論の通告はありません。 これより採決します。 請願第4号に対する委員長の報告は、趣旨採択であります。本請願を委員長報告のとおり決定することに御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○菅原修一議長 御異議なしと認めます。 よって、本請願は趣旨採択とすることに決定しました。--------------------------------------- △日程第21 ○菅原修一議長 日程第21を議題とします。 委員長の報告を求めます。 佐川教育福祉常任委員長。     〔佐川京子教育福祉常任委員長 登壇〕 ◆佐川京子教育福祉常任委員長 御報告申し上げます。 陳情第1号につきましては、新型コロナ支援金を使い白河市立公立小中学校の給食費の無料化を求める陳情であります。 採決の結果、全会一致で不採択すべきものと決しました。 以上であります。 ○菅原修一議長 委員長の報告に対し、質疑を行います。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○菅原修一議長 これにて質疑を終了します。 これより討論に入ります。 討論の通告はありません。 これより採決します。 陳情第1号に対する委員長の報告は、不採択であります。本陳情を採択することに賛成の議員の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○菅原修一議長 起立なしであります。よって、本陳情は不採択とすることに決定しました。--------------------------------------- △日程第22 委員会の閉会中継続調査菅原修一議長 日程第22、委員会の閉会中継続調査を議題とします。 市民産業、教育福祉、建設水道、総務の各委員長から、現在、委員会において調査中の事件につき、委員会条例第37条の規定により、お手元に配付の申請書のとおり閉会中の継続調査の申出がありました。 お諮りをします。各委員長から申出がありましたとおり、それぞれ閉会中の継続調査とすることに御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○菅原修一議長 御異議なしと認めます。よって、各委員長から申出がありましたとおり、それぞれ閉会中の継続調査とすることに決定しました。--------------------------------------- △日程第23 ○菅原修一議長 日程第23を議題とします。 提案理由の説明を求めます。 石名議会運営委員長。     〔石名国光議会運営委員長 登壇〕 ◆石名国光議会運営委員長 意見書案第4号新型コロナウイルス感染症の影響に伴う地方財政の急激な悪化に対し地方税財源の確保を求める意見書について、提案理由の説明を申し上げます。 新型コロナウイルス感染症が世界的に蔓延し、わが国は、戦後最大の経済危機に直面しており、地域経済にも大きな影響が及び、本年度はもとより来年度においても、地方税・地方交付税など一般財源の激減が避け難くなっております。 このような中、地方自治体では、医療介護、子育て、地域の防災・減災など喫緊の財政需要への対応をはじめ、長期化する感染症対策にも迫られ、地方財政はこれまでにない厳しい状況に陥ることが予想されております。 つきましては、令和3年度地方財政対策及び地方税制改正に向け、地方の安定的な財政運営に必要な地方税、地方交付税等の一般財源総額の確保などを国に強く要望するものであります。 以上、議員各位の御賛同を賜りますようお願いを申し上げまして、提案理由の説明といたします。 ○菅原修一議長 これにて提案理由の説明を終わります。 これより採決します。 意見書案第4号を原案のとおり決定することに御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○菅原修一議長 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △日程第24 ○菅原修一議長 日程第24を議題とします。 提案理由の説明を求めます。 佐川京子議員。     〔佐川京子議員 登壇〕 ◆佐川京子議員 多核種除去設備(ALPS)等処理水の処分決定に関する意見書について、提案理由の説明を申し上げます。 提案意見書全文を読み上げまして、説明とさせていただきますので、よろしくお願いいたします。 今年2月、経済産業省の多核種除去設備等処理水(以下「ALPS処理水」という)の取扱いに関する小委員会は、ALPS等処理水の処分について水蒸気放出と海洋放出の2つの方法が現実的な選択肢であり、なかでも海洋放出がより実現しやすいとの提案をまとめ発表した。 また、この提案を受けて東京電力ホールディングス株式会社は3月、ALPS等処理水の処分素案を発表し、安倍晋三内閣総理大臣も7月までには政府が責任をもって処分方法を決定したい旨の発言をしたところであるが、8月28日に持病の悪化を理由に突然内閣総理大臣職を辞任すると発表した。9月16日に内閣総理大臣に就任した菅義偉新総理は、去る9月13日に内閣官房長官として日曜報道ザ・プライムに出演した際、ALPS等処理水の処分については、政府の責任において年内に発表すると発言した。 経済産業省は、4月6日、13日及び5月11日にALPS等処理水の取扱いに係る関係者の意見を伺う場において、各種関係団体や地方公共団体の首長からの意見聴取を行った。その中で、福島県漁業協同組合連合会、福島県森林組合連合会及び福島県農業協同組合中央会は、海洋放出には反対を表明、その他関係機関や地方公共団体の首長からは、もっと多くの県民に説明し意見を聴くべき、必ず起きる新たな風評被害に対する具体策を提示するべきとの発言が大半を占めた。 また、ALPS等処理水にはトリチウム以外にも除去できていない基準値を超える多核種が保管量の7割に残留しており、それらの扱いに関する十分な説明と周知が必要である。 よって、政府がALPS等処理水の処分を決定するに際しては、下記の事項について誠心取り組むことを要望する。 記。 1 政府がALPS等処理水の処分方法の最終判断を行うに当たっては、経済産業省小委員会の報告のみを根拠とすることなく、福島県民の意見を十分に聴き、政府の責任において、ALPS等処理水の科学的・医学的安全性を福島県民はもとより広く国民に説明し理解を求めると共に、その安全性に関わる情報を全世界に向けて強力に発信すること。 2 福島第一原子力発電所事故を教訓に、新たな風評被害を生じさせないよう万全の対策をとること。 3 関係者・国民の理解と合意が得られるまでは、ALPS等処理水の陸上保管を継続すること。 以上、議員各位の御賛同を賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○菅原修一議長 これにて提案理由の説明を終わります。 これより採決します。 意見書案第5号を原案のとおり決定することに御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○菅原修一議長 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △日程第25~日程第26 ○菅原修一議長 日程第25及び日程第26の2案を一括して議題とします。 提案理由の説明を求めます。 鈴木和夫市長。     〔鈴木和夫市長 登壇〕 ◎鈴木和夫市長 それでは、追加提案をしました議案についての御説明を申し上げます。 まず、議案第97号人権擁護委員の候補者の推薦についてでありますが、現委員のうち1名が12月31日をもって任期満了となりますので、新たに蓮田アキ子氏を候補者として推薦いたしたく、御提案を申し上げました。 同氏は、人格、識見ともに優れ、広く社会の実情に通じ、また、人権擁護について深い理解を有していることから、委員として適任であると判断し、人権擁護委員法第6条第3項の規定により、候補者の推薦について議会の意見を求めるものであります。 次に、議案第98号樋ヶ沢財産管理会委員の選任については、委員に欠員が生じたため、新たに國井孝士氏を選任いたしたく、御提案を申し上げました。 同氏は、地域の実情に精通し、委員として適任でありますので、白河市財産区管理会条例第2条第3項の規定により選任について議会の同意を得ようとするものであります。 ○菅原修一議長 これにて提案理由の説明を終わります。 これより上程議案に対する質疑を行います。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○菅原修一議長 これにて質疑を終了します。 お諮りします。ただいま議題となっております議案は、会議規則第35条第3項の規定により、委員会の付託を省略することに御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○菅原修一議長 御異議なしと認めます。よって、ただいま議題となっております議案は、委員会の付託を省略することに決定しました。 これより討論に入ります。 討論の通告はありません。 これにて討論を終了します。 まず、議案第97号を採決します。 本案を同意することに賛成の議員の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○菅原修一議長 起立全員であります。よって、本案は同意することに決定しました。 次に、議案第98号を採決します。 本案を同意することに賛成の議員の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○菅原修一議長 起立全員であります。よって、本案は同意することに決定しました。--------------------------------------- △議長挨拶 ○菅原修一議長 この際、一言申し上げます。 本定例会は、新型コロナウイルスの感染防止対策に伴う議会運営となりましたが、皆様の御理解と御協力に感謝申し上げます。 次回、12月定例会は、本庁議場の改修が終了し、新議場での開催となります。 また、本定例会においても、多数の質問がありましたように、新型コロナウイルス感染防止対策と地域経済支援は大変重要な課題であります。 引き続き、執行部とともに市議会の総力を挙げて取り組んでまいりたいと考えておりますので、議員各位の御協力をお願い申し上げます。 ○菅原修一議長 以上で本定例会の日程は全て終了しました。 これにて令和2年9月白河市議会定例会を閉会といたします。     午前10時56分閉会--------------------------------------- 地方自治法第123条第2項の規定により署名する。              白河市議会議長   菅原修一              白河市議会議員   筒井孝充              白河市議会議員   山口耕治              白河市議会議員   須藤博之...